水虫・爪白癬の治療
白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が、足の指の間や足の裏など、皮膚の角質層に寄生することで起こる感染症です。一般的には「水虫」という通称で知られていますが、角質や皮下組織を侵食することで、皮膚の炎症や強いかゆみを引き起こします。
水虫(足白癬)が発生する主な原因
白癬菌は高温多湿な環境を好むため、通気性の悪い靴を長時間履き続けている方や、足が蒸れやすい環境にある方は感染しやすくなります。菌が繁殖しやすい環境が整うと、皮膚の微細な傷口から菌が侵入し、症状が進行します。
医療機関における水虫の治療方法
水虫の治療は、主に抗真菌薬の内服(飲み薬)や外用(塗り薬)によって行います。症状の程度や部位に合わせて、最適な薬剤を選択することが重要です。
主な外用薬の種類と特徴
患部の状態に合わせて、以下のような抗真菌外用薬(塗り薬)を処方し、治療を進めます。
| クロトリマゾール | 真菌の細胞膜合成を阻害することで、白癬菌の増殖を抑える代表的な外用薬です。 |
|---|---|
| ケトコナゾール | 抗真菌活性が強く、皮膚への浸透性に優れた塗り薬として広く用いられています。 |
治療を継続する際の注意点
水虫は、見た目上の症状が消えても白癬菌が残っている場合が多くあります。自己判断で治療を中断せず、医師の指示に従い根気よく継続することが再発防止のポイントです。

