患者さんの協力が不可欠な「時間帯予約制」
みなさんこんにちは。天候が安定しない今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
当クリニックでは「時間帯予約制」を開始して早4ヶ月がたちます。この方法は例えば"8:30~9:00”という幅を持たせた時間枠で予約をしていただく方法です。同じ時間枠に複数の患者さんの予約をお取りします。その枠内で、来院された順番で診察していきます。
時間帯予約枠(=診療開始予定時刻) | 受付時間 | 枠内予約可能人数 | |
午前01 | 08:30~09:00 | 08:15~08:45 | 原則4人 |
午前02 | 09:00~09:30 | 08:45~09:15 | 原則4人 |
午前03 | 09:30~10:00 | 09:15~09:45 | 原則4人 |
午前04 | 10:00~10:30 | 09:45~10:15 | 原則4人 |
午前05 | 10:30~11:00 | 10:15~10:45 | 原則4人 |
午前06 | 11:00~11:30 | 10:45~11:15 | 原則4人 |
午前07 | 11:30~12:00 | 11:15~11:45 | 原則4人 |
"8:30~9:00”に4人の患者さんの予約があり、1人目が初診の患者さんでお時間がかかったとします。しかしその後の患者さんの診療がスムーズに進み30分の間に時間を取り返せれば、9:00からはまた予約通り進められて、みんな予約の時間通りというわけです。ぴったりした時間ではないので、クリニック側も患者さん側も多少の融通が効きます。順番予約と時間指定予約の中間の予約方法で、メリット・デメリットもその中間といったところです。私は診療前にみなさんのweb問診を一読して、使える時間を計算しながら「今日はこれとこれについて患者さんにお伝えしよう」と準備しています。
この「時間帯予約制」は患者さんの協力なしでは上手く運用できません。診療がスムーズに進むポイントは3つです。
- 予約やweb問診を終わらせているか(→自力で問診できなければそのぶん早めに来院)
- 受付時間内に来院する(→時間に遅れると自動キャンセル)
- 受診時に「問診にないことを次から次へと話す」(→次の患者さんが待っていますので止めてください)
特に最近困っているのが受診時に「問診にないことを次から次へと話す」です。そうならないように事前にweb問診をお願いしております。その場の思い付きであれこれお話しいただいても、時間の関係で対応が困難ですのであらかじめご了承願います。