【保険診療】プラセンタ療法
プラセンタとは「胎盤(たいばん)」のことです。胎盤には細胞を育て、活性化させる成長因子(タンパク質やアミノ酸、核酸、ビタミンなどの栄養素)が豊富に詰まっています。
プラセンタエキスとは、ヒトの胎盤から抽出されたエキスの有効成分のことです。このエキスを注射することにより、プラセンタが体内にとりこまれ、美容や疲れなどに効果を発揮するといわれています。
医療用に使われているプラセンタ注射薬は、メルスモンとラエンネックの2つが厚生労働省で医薬品として認可されています。いずれも日本国内の産婦人科で健康な母親から正常分娩で生まれた胎盤を使用して作られたものです。
肝炎や更年期障害の治療薬として定期的に注射することでこれらの病気に対して治療効果を期待することができます。
また、病気の治療以外にも、疲労の回復や自己免疫疾患・アレルギー疾患の改善、美肌などの美容効果が認められているため、広く活用されています。