10月も後半に入り、日に日に寒さを増している今日この頃ですがいかががお過ごしでしょうか。

発熱外来で受診している患者さんに、新型コロナとインフルエンザの検査をしております。今日の結果は、新型コロナにかかった患者さんはいなかったですが、インフルエンザはA型が2名おりました。多いときでは検査した方の半分以上がインフルエンザ陽性です。なお検査のタイミングですが、発熱などの初期症状が出てから12時間以降48時間以内が、検査には最適のようです。検査が早すぎると、インフルエンザにかかっていても陰性と判定されることが往々にしてございます。

発熱外来を受診した方には、症状に応じて薬を処方しております。しかしながら現在喉の痛みや咳を抑える薬を中心として、クリニックでもなかなか手に入りにくい状況が続いております。インフルエンザに対しては、予防注射と「うがい・手洗い・マスク着用」が有効です。

新型コロナウィルスが流行して4年目に入ろうとしていますが、あらためて基本的なことを実践いただきますと『インフルエンザにかかりにくい環境』が作れると思います。。