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新型コロナ感染後に自宅療養期間が終わった方へ

[2022.08.26]

時々患者さんより「PCR 検査の結果が陰性であることの証明書(陰性証明)を職場に提出するよういわれたのだが、どうしたらよいのか。」という問い合わせを受けます。 

新型コロナウィルスは、発症前や症状が出始めた直後が最も感染力が強く、発熱やせきなどの症状が出た後は急に感染力が弱くなります。「療養期間終了=感染力はほぼない」という状態になり、日常生活や職場・学校への復帰ができます。

ただ療養終了時点では、体内にウイルス遺伝子(ウイルスそのものではありません)が残っております。PCR検査はウイルスではなくウイルス遺伝子の有無を検査するため、療養終了時点で検査するとその遺伝子を拾って陽性反応(偽陽性)が出ることがあります。勤務再開に当たってPCR検査をしても余り意味がないのはこういう理由からです。

したがって職場等に陰性証明を提出する必要はありません。この取扱いは、厚生労働省本省から各都道府県労働局にも周知しています

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